JR三河島駅近くに昭和レトロな喫茶店があります。地元の人々が気楽に訪れる喫茶店です。オレンジ色の庇が懐かしく親しい気持ちになります。皆、誘われるように「喫茶ふじ」に入っていきます。

お店の中は昭和にタイムスリップしたような内装です。老女性店主が一人で切り盛りしているようですが、店は清潔に美しく保たれています。ノスタルジックな空気に安らぎを覚えます。

「喫茶ふじ」のメニューに飲み物しかありません。しかし、飲み物を注文すると店主が「トーストがつきます。」と言います。飲み物だけ欲しい人は断りましょう。まわりのお客を見ると、皆、トーストを食べていましたので筆者もトーストをお願いしました。続いて店主がに「ジャムはどうしますか。」と聞かれ、ジャムもつけてもらいました。そして、ゆで卵もつくのです。トーストやゆで卵がついてもコーヒー代は税込250円なのです！驚きの料金ですね！

「喫茶ふじ」のコーヒーは作り置きはしません。注文を受けてから淹れます。香りがよくフレッシュな美味しさです。トーストを焼く香ばしい匂いも良いです。

そして、苺ジャム。可愛い小さなガラスの容器に入っていました。その可愛さに微笑みがでました。

おばあさんやお爺さん。若いお母さんとお子さん。ビジネス客。様々な人々が来ます。「喫茶ふじ」は皆の憩いの場なのです。

筆者は店主に聞きました。「いつも飲み物注文するとトーストもつくのですか」「（パンが）ある時だけね。」という返事でした。常連客が忙しい店主のために空いた皿をカウンターに運びます。「喫茶ふじ」は三河島の人々のオアシスのような喫茶店でした。

「喫茶ふじ」はこちら↓

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