【荒川区】昭和の思い出がまた一つ消えました。三ノ輪の光陽楼が閉店していました。
昭和から続く店が多い日比谷線三ノ輪駅界隈も次第に変化しています。2024年5月には100年以上続いた集文堂が閉店しました。そして、三ノ輪病院跡地にアパホテルが2027年に開業予定です。三ノ輪界隈は変化しています。
ある建物のテント看板が外されていることに気がつきました。光陽楼という町中華があったはずです。奥の見える三角の屋根は浄閑寺です。
いつ閉店したのでしょうか。筆者は光陽楼に行ったことがありません。そこで南千住で生まれ育った方に話を聞きました。
「30年前ぐらいから店があったように記憶しています。昔は町中華でなく、カラオケができる飲み屋でした。浅草や吉原などの飲食店働く人達が仕事の後きていました。お店は明け方まで開いていたから。ラーメン屋に変ったのはいつだったかなあ。」
近年では高齢のためか、店内に簡易ベットを置いて休みながら、ゆっくりと働いていたそうです。そして、24時間営業だったそうです。昔馴染みのお客様がいつ来てもいいようにしていたのかもしれません。昭和の思い出がまた一つ消えました。
日比谷線三ノ輪駅あたりで荒川区と台東区に分かれます。荒川区の住所は南千住1、2丁目になります。このあたりは昭和を感じる飲食店が残っています。今も常連客で賑わい、昭和の武勇伝話で盛り上がります。そして、久しぶりに三ノ輪に来た人は馴染みのお店が残っていることにホッとするそうです。変わりゆく三ノ輪。ゆっくりと時代は変わっていきます。
光陽楼はこちら(閉店)↓