【荒川区】2月1日(土)~9日(日)ゆいの森あらかわ1階にて三河島・山車人形が展示されていますよ。

2025年2月1日(土)ゆいの森あらかわ1階にて三河島・山車人形の組立てが公開されました。その様子は荒川区公式サイトで見ることができます。

荒川区公式サイト・三河島山車人形の組立を公開しました~荒川区指定有形民俗文化財、三河島山車人形の稲田姫、熊坂長範を展示~

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画像提供 荒川区文化遺産地域活性化推進事業運営委員会

組み立てられた熊坂長範と稲田姫の山車人形は2月9日(日)まで公開されています。熊坂長範と稲田姫の2体が並んでいるところを見た事がなかったので、ゆいの森あらかわに行ってきました。

店内

荒川中央町会が所有する熊坂長範の山車人形の説明が書かれたスタンド看板がありました。熊坂長範は平安末期の伝説的な盗賊です。

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岩に座り大太刀をさし右手に薙刀を構えて、大きく見得を切る姿が勇ましいですね。

人形

こちらは稲田姫保存会が所蔵している稲田姫です。稲田姫は古事記や日本書紀の神話に登場するスサノオノミコトの妻クシナダヒメです。

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豪華な打掛・袴をまとい左手に巻子状の持ち物を持ち、鏡を首にかけています。その姿は時代を超えて美しいです。

人形

豪華な織物の着物ですが、かなり傷みが目立ちます。稲田姫は制作年が明確なのも貴重です。頭の箱に「文久元年酉九月出来」の墨書があります。西暦1861年に作られました。人形師古川長延作です。この着物は当時のままのものです。戦争や震災などをくぐり抜けて、現存しているのに感動しました。

着物

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筆者が見学に行った日は2月2日(日)でした。大勢の人々が熱心に山車人形を見ていました。半被を来た町会の方々が見学者に人形の説明をしてくれました。熊坂長範を所有している荒川中央町会の会長にお話を伺いました。
「地元の方々で山車人形を保管、管理を代々しているのは大変ですね。」
「そうですね。若い方々に引き継いでいかなくてはなりません。祭りなどで若い人と交流をはかり、次世代に受け継いでもらう努力をしています。」

荒川区指定有形民俗文化財の三河島山車人形は町の人々の努力と愛情で、今日まで大切に受け継がれてきました。町会の方々は荒川区の文化を未来に伝えるために日々活動をしています。三河島・山車人形は未来においても歴史を体現し続けるでしょう。

店内

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ゆいの森あらかわはこちら↓

ChiMa

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