【荒川区】GUCCIが日本に来て60周年記念「BAMBOO 1947:THEN AND NOW」が開催されています。荒川区在住の彫金師北東尚呼さんの作品を見てきました!
イタリアのラグジュアリーブランド・グッチが日本に正式に紹介されたのは1964年です。日本上陸60周年を記念し「BAMBOO 1947 THEN AND NOW バンブーが出会う日本の工芸と現代アート」が2024年9月23日(月・振休)まで開催されています。場所は銀座4丁目のグッチ旗艦店にある「グッチ銀座ギャラリー」です。
「BAMBOO 1947 THEN AND NOW」公式サイト
この展示会に荒川区在住の彫金師・北東尚呼さんの作品も出品され、たいへん話題になっています。北東尚呼さんは2020年に荒川区登録無形文化財保持者に認定されています。では「BAMBOO 1947 THEN AND NOW」に行ってみましょう!
展示会場は6・7階です。まず、6階に案内されました。バンブーとはグッチを象徴する有名なバッグの名称です。そのバンブーが日本の工芸と現代アートと融合します。
壁には重要無形文化財「彫金」保持者(人間国宝)桂盛仁さんと北東尚呼さんの名前が並んでいます。北東尚呼さんは桂盛仁さんの弟子です。
会場の入口で各作家、アーティスト達の経歴などが書かれたパンフレットをもらいました。では、6階の展示会場を見てみましょう。
6階にはヴィンテージのバンブー(バッグ)が展示され、その歴史をたどれます。たくさんのバンブーにその歴史を感じます。
そして硬い竹がどのようにしてバンブーのハンドルになるのかを動画で説明しているブースです。実物の部品、製作に使う道具が展示されています。
そして階段で7階に向かいます。
階段の壁には展示会に参加した工芸作家、アーティスト達のモノクロ写真が施されていました。どのような作品に出合えるか期待に胸が高まります。
白を基調にした展示会場。工芸作家、アーティストごとのブースに作品が展示されていました。
桂盛仁さんと北東尚呼さんのブースはこちらです。
美しい彫金のハンドルのバンブーが並びます。そしてスクリーンにはハンドルの制作風景が写し出されています。日本の伝統工芸とイタリアのラグジュアリーな物作りと出会い美しい作品が生まれました。
精魂込めた技で作られたハンドルの美しさ。美は国境を越え、逸品と言える美しいバンブーが誕生しました。
会場には各工芸作家とアーティスト達を紹介する動画が流れています。動画はYouTubeからも見れます。北東尚呼さんが作業をする様子も撮影されています。荒川区はものつくりの街。伝統工芸士も多くいます。伝統の技は世界に羽ばたいていきます。「BAMBOO 1947 THEN AND NOW」は素晴らしい展示会でした。
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