【荒川区】地域に寄り添う「おとなの駄菓子屋 まつや」。元保育士の店主が地域の人々を愛する気持ちが伝わる店。

JR三河島駅周辺は懐かしい雰囲気が残る下町です。韓国料理店が多いことでも知られています。

いくつかの韓国料理店を通り過ぎ、静かな住宅地の一軒家で可愛いポスターが看板のようにありました。

近寄って見てみると「おとなの駄菓子屋 まつや」と書いてあります。なんと、飲み物と駄菓子50円分で税込み350円！カフェなのでしょうか。ポスターの奥が「おとなの駄菓子屋 まつや」の入口です。入ってみましょう！

店内はカウンター席があり3、4人ぐらいで満席になります。「おとなの駄菓子屋 まつや」はかつて蕎麦屋だったそうです。保育士だった現店主は地域の人々が安全に安心して語らう場を設けたかったそうです。そこで蕎麦屋の跡地に「おとなの駄菓子屋 まつや」を作りました。下町の人々が慣れ親しんだ駄菓子と飲み物は税込み350円。負担を感じないで気楽に来れる料金を考えたそうです。

ふんわりと心が和む店主の笑顔に誘われ、飲み物はポスターに書かれたメニューからアイスティーをお願いしました。可愛いコースターに置かれたアイスティーに美味しそうな駄菓子。近所の家にお呼ばれしたようなリラックス感が心地よいです。

駄菓子はさらに50円分選べます。どのお菓子にしようか悩むことが楽しいのは、大人も一緒です。そして、気楽なおしゃべり。日常のことを気兼ねなく話せる心の拠り所のような場所があるのは、本当に素敵なことです。

筆者がお店を後にすると、人生の先輩方が入れ替わり「おとなの駄菓子屋 まつや」に楽しそうに来ました。「おとなの駄菓子屋 まつや」は静かに地域の人々と寄り添う優しい場所でした。これからも地域の人々を見守り続けるでしょう。

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