【荒川区】大正5年創業の帝国湯。風格のある銭湯に集う地元の人々の人情に触れました。
大正5年(1916年)に創業した帝国湯。その時代を越えた風格のある建物はSNSなどに多く投稿されています。
そびえたつ煙突。
美しいタイルを施した入口です。旧い字体で染め上げた暖簾をくぐります。タイムスリップした気分です。
下駄箱も年季を感じます。
帝国湯は風流な庭があることでも有名です。まずは庭を見ることにしました。こちらは女湯の庭です。風情を感じますね。
筆者は16時過ぎに帝国湯に行きました。すでに近所の方々がお湯を楽しんでいましたので撮影は庭のみです。
脱衣場、お風呂は昔を保っています。高い天井、昔ながらの体重計。そして長年、近隣の家族が通っているのでしょう。女性用の脱衣場にはベビーベッドがあります。お風呂で遊べる幼児用のおもちゃもあります。
お風呂場は年季を感じる美しいタイル張りです。そして常連と思われる方々が優しい。筆者は洗髪する際、泡などで迷惑をかけるといけないので、人がいない所に座っていたら、「そっちは寒いの。こっち来て。」と声をかけてもらいました。銭湯は近所の社交場でもあるのですね。下町の人情を感じました。
お風呂からあがると、冷たい飲み物がほしくなりますね。冷たい飲み物を購入して、先ほどの庭で飲むことにしました。すでにあたりは暗くなっていました。
テーブルと椅子がありますので、ゆっくり庭を見れます。
柊の香りがとても良いです。リラックスできます。帝国湯の柊の葉は丸いです。柊の葉は時を経ると丸くなるそうです。かわいいですね!
タイムスリップしたような帝国湯で優しい人情にふれ、ゆっくりとお湯につかり、満ち足りた時間を過ごしました。また、来ようと思いました。
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