【荒川区】2025年12月。夕焼けが見えなくなり、猫がいなくなった夕やけだんだん。
2025年11月下旬。一つの投稿がXにて大きな反響を呼びました。その、投稿された写真は夕やけだんだん上から谷中ぎんざ方面を写したものですが、建設中のマンションが風景を遮っていました。夕やけだんだんはその名の通り美しい夕焼けが見えるので、少し前までは人気の撮影スポットだったのです。
建設までの経緯を調べ事実確認の報告を投稿した荒川区議、意見を投稿した数人の台東区議、その他、不動産、建築関係の専門家の方々もそれぞれの意見を投稿しました。そして、付近に縁がある人々、そうでない人々も意見しました。筆者は2019年から夕やけだんだん周辺の写真を撮るようになり、2021年から本格的にその移り変わりの撮影を始めました。
そして2025年12月8日(月)、夕やけだんだんの様子を見てきました。現在、夕やけだんだんそばにあった昭和の建物が密集していた地帯には2棟のマンションが建設中です。谷中ぎんざ側のマンションは2026年2月に工事が完了予定です。

夕やけだんだん側にあるウィルローズ谷中銀座というマンションは2026年5月に工事が完了予定です。

こちらは2024年3月に夕やけだんだん上から撮影しました。すでに工事は始まっていて、左側にあった宅地はほぼ取り壊されていました。

(2024年撮影)
2025年12月の夕やけだんだんの階段下。

同じ場所で撮影した2021年の写真です。階段脇には昭和の家屋がありました。

(2021年撮影)
その家屋の階段にはいつも綺麗な鉢植えが置かれていて、道行く人々の目を楽しませていました。

(2021年撮影)
さて、夕やけだんだんを登りきり、御殿坂を背に夕やけだんだん・谷中銀座方面に向きます。道は二つに分かれ、左側が七面坂、右側が夕やけだんだん側となります。同じ時刻の夕やけの様子を撮影しました。

16時過ぎに撮影した七面坂の様子です。

こちらは同時刻に夕やけだんだん上から撮影した写真です。冬の16時過ぎは夕焼けを撮影するために多くの人々が集まりましたが、現在はそのような光景はなくなりました。

夕やけだんだんと言えば猫も有名でした。本当に猫達がのんびり過ごしていたものです。日暮里駅の文字も猫の尻尾、肉球、耳をあしらったデザインです。


いつ頃から夕やけだんだん付近で猫を見なくなったのでしょうか。筆者の写真の記録だと2022年頃後半頃から、猫を見かけなくなったようです。

(2021年 夕やけだんだん付近で撮影)

(2021年 夕やけだんだん付近で撮影)
街は変わりゆき、いつしか思い出になります。これからも街の移り変わりをお知らせします。
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