【荒川区】マンション建設中の七面坂。変貌していく様子を2021年から振り返りました。
谷中散策の入口とも言える七面坂。日暮里駅から谷中方面に続く御殿坂上から下る坂道です。2021年から2025年にかけて、その風景は大きく変わっていきました。
2021年12月に百舌珈琲店が移転のため閉店しました。店主の方に「建物の老朽化のため移転となりました。」とお聞きしました。百舌珈琲店から見えるのどかな七面坂の様子は多くのお客様に愛されました。(現在、百舌珈琲店は千駄木にあります。)

(2021年撮影)
そして、2022年12月。建物はまだそのままでしたが住人の転居が始まりました。こちらは元百舌珈琲店です。

(2022年撮影)
七面坂の上の方から撮影しました。一見、以前と変わらなそうですが、右の写っている祠は空になっています。中にいたお地蔵様は台東区谷中にある安立寺に移動されていました。

(2022年撮影)
住居者のいなくなった家の周りに進入禁止の黄色のテープが見られるようになりました。

(2022年撮影)
そして2023年春、ついに建物の取り壊しが始まりました。古い昭和の建築物は消滅していきました。

(2023年撮影)
2024年夏。建壊しが進む中で最後まで残っていたカフェ ア・ラ・パパも閉店することになりました。七面坂向こうの夕やけだんだん下から撮影した写真です。

(2024年撮影)
谷中ぎんざからの写真です。更地になっているのがわかります。
2025年4月の七面坂を撮影しました。七面坂の上からトラックが何台も停まっています。
七面坂の下から撮影した夕やけだんだんです。いずれ建物が建ったら見えなくなります。
夕やけだんだん上から撮った写真です。工事が進んでいるのがわかりますね。何の建物が建つのでしょうか。
この場所にはウィルローズ谷中銀座という集合住宅が出来る予定です。変わりゆく町並み。周りが変わってもゆるやかな曲線七面坂はそこにあり続けるでしょう。
七面坂はこちら↓