【荒川区】満員御礼が続くNPO法人千住すみだ川による南千住が舞台の芸術文化イベントをリポートします!
NPO法人千住すみだ川は毎年秋になると南千住を舞台に芸術文化イベントを開催しています。南千住には歴史的な寺社が多くあります。あるいは人気ライブハウスや学校などがコンサート会場になります。2024年は2つの講談、3つのクラシックコンサートが企画されました。そのうちすでに終了した4つのイベントは満員御礼でした。筆者は観客として、あるいはボランティアとして参加したイベントがあります。地元で質の高い芸術文化に触れられると大評判だったイベントをリポートします!
2024年8月26日(日) 「怪談・南千住寄席」 日慶寺多目的ホール
夏の終わりの夜のお寺というシチュエーションで行われた怪談。名刹日慶寺にて行われた南千住ぶらり下町芸術散歩「怪談・南千住寄席」。夏休み中なので親子の参加も多かったです。
落語家林家はな平さんが語る「牡丹灯籠」「お札はがし」に背筋が寒くなり、講談師宝井琴梅さんによる茶川龍之介作「蜘蛛の糸」に人間とはなんだろうかと考えさせられました。この日、日慶寺からの帰りの夜道で後ろを振り返ってしまう人も多かったのではないでしょうか。
【荒川区】「隅田川妖怪絵巻PROJECT」が古刹・日慶寺にておこなう「怪談・南千住寄席」。暑い夏の夜が涼しく感じるかも!
2024年9月14日(土) 「星空concert」 MJはうす
モンゴル料理とライブが楽しめるMJはうすで開催された「星空concert」では、筆者はボランティアとして参加しました。演奏前にはBREAKAWAY MATCHA JAPANのコールドブリュー抹茶と小菓子が提供され、地元でサロンコンサートのような優雅雰囲気も好評でした。
星空の解説から始まり、皆がどこかで聞いたことがある親しみやすい選曲が大変良かったです。
そして、11年目となる「南千住ぶらり下町」が開催されました。
2024年9月23日(月・祝) 弦楽四重奏Quartet 素盞雄神社・参集殿
地域最大の氏子を持つ素盞雄神社の参集殿で行われた弦楽四重奏。残念ながら、弦楽四重奏は筆者は行けませんでした。前評判が高いクラシックコンサートで人気のため、観覧席を増やしたそうです。和と洋の出会い。鳳凰輝く神輿の前で演奏されるクラシック音楽。ぜひ、来年も聴きたいという声が多く上がりました。
2024年10月14日(月・祝) ピアノPiano 荒川区立南千住第二中学校
世界的に活躍するピアニスト赤松林太郎さんのソロコンサートでした。このコンサートは早い段階でチケットはソールドアウトとなりました。筆者はボランティアとして参加しました。会場は荒川区立南千住第二中学校です。
荒川区立南千住第中学校は洒落た造りになっていて、2階の踊り場がコンサート会場になりました。
筆者はボランティアとして受付、会場の設営をお手伝いしました。いつも見慣れた学校が瞬く間にコンサート会場になりました。
黒い服に身を包んだ赤松林太郎さんの演奏は素晴らしかったです。踊り場という開放的な場所だったので、小さいお子様連れの家族も緊張することなくコンサートを楽しめました。赤ちゃんがぐずっても、そっと、抜け出して1階で気分転換して、会場に戻ってくることが出来るからです。
赤松林太郎さんのCDも販売されていて、ファンの方々が購入していきました。
そして、NPO法人千住すみだ川の「南千住ぶらり下町芸術散歩」の催しも最後の1公演になりました。彰義隊戦士の墓がある円通寺で行われる「コウダン百花繚乱」です。3人の女性講談師の共演となります。こちらもチケットも残りわずかだそうですよ。
下町南千住で芸術文化の秋を楽しみました。「コウダン百花繚乱」も見に行こうかな、と思います。南千住は芸術文化の町ですね。
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