【荒川区】元保育士が夏の間だけ開くかき氷屋さん。夏の幸せは近くにあります。
まさに猛暑といえる35度超えのある日、南千住8丁目辺りを歩いていました。近くには都立汐入公園があります。
かき氷の旗がたなびいているのに気がつきました。この辺りにカフェなどがあったかな、と思い旗がある建物に近寄りました。
すると「酒処 より道」と書かれた緑の看板がありました。
そこにあったのは飲み屋ではありませんでした。シンプルなかき氷屋さんです。
中に入りかき氷を注文しようと思いました。店内には立派なかき氷を作る機械があります。
店主は元保育士だそうです。以前、店主のお父さんがこの場所で「酒処 より道」を開いていました。その跡地で店主は夏の間だけかき氷屋を昨年から本格的に始めました。南千住8丁目は汐入と言われる地帯です。保育園、幼稚園、小学校があり、子どもが多い地帯なので、地元の子ども達やお母さん達の拠り所としてかき氷屋を始めたのです。
さっそく、筆者もかき氷を注文しました。どの味がおすすめが店主に聞きました。「1色でもいいですが、うちのかき氷は大きいので3色かけて、子ども達同士でシェアして食べてますよ。お母さんとお子さん連れもいます。」とのこと。
なるほどです。そこで、筆者も3色のシロップをお願いしました。メロン、イチゴ、ブルーハワイです。
「子ども達はかき氷が出来上がる様子を楽しそうに、そばでみてます。」 まずは器に透明なシロップを入れます。かき氷が出来上がる様子をみるのは、ワクワクしますね!
「純氷を使用しています。うちのは角がたつタイプです。」シャカシャカと氷が削られる様子を見るのは楽しいです。
途中で一度、シロップをかけます。
その後、さらに氷を削り山盛りになった上に再度、シロップをかけます。その過程をみていると、ワクワクしてきました。そして、完成したかき氷がこちらです。なんて、映えるかき氷でしょうか!
店内には椅子も用意されています。店主とお話しながら座ってかき氷を食べることもできます。
「夏休みにお出かけできないお子さんもいます。近所で楽しんで欲しい。」と、美しいかき氷は長きに渡り子ども達をみてきた店主の愛情の表れでしょう。
営業期間は隅田川花火大会が開催される頃から9月下旬頃まで。夏の思い出が過ぎるころ、お店は閉まります。幸せは近くにあると思える美味しいかき氷でした。ごちそう様でした!
かき氷「酒処 より道」(けやき通り南壱番館1階)はこちら↓